生成AIを活用した完全自動運転車両の開発に取り組むTuring株式会社(東京都品川区、代表取締役:山本 一成、以下「チューリング」)は、X&KSKをはじめとした複数の投資家からの出資により、プレシリーズAラウンドの後半として15億円の資金調達を実施し、総額45.38億円の調達でプレシリーズAラウンドを完了したことをお知らせします。これにより、創業以来の累計資金調達額は約60億円となります。
資金調達の目的
チューリングは、カメラから取得したデータのみでステアリング、アクセル、ブレーキなど、運転に必要なすべての判断をAIが行うE2E(End-to-End)の自動運転開発に取り組むスタートアップです。
自社開発の世界を理解するマルチモーダル生成AI「Heron」を活用することで、走行データに存在しない状況でも倫理的に対応可能なシステムを構築し、ルールベースでは到達困難なレベル5の完全自動運転実現を目指しています。
今回調達した資金は、前半ラウンドに引き続き、Heron専用の計算基盤として2024年秋の稼働開始を予定している大規模GPUクラスタ「Gaggle Cluster」の構築や、2025年に人間の介入なしで都内を30分間走行できる自動運転システムを開発するプロジェクト「Tokyo30」の実行、および、上記取り組みを加速させるMLエンジニアを中心とした人材採用に使用します。
チューリングは今後も、技術で世界を前進させるために、生成AIを活用した完全自動運転の開発に取り組んでいきます。
会社概要
会社名 :Turing株式会社(読み:チューリング、英語表記:Turing Inc.)
所在地 :東京都品川区大崎1丁目11−2 ゲートシティ大崎 イーストタワー4階
代表者 :代表取締役 ⼭本⼀成
設⽴ :2021年8⽉
事業内容:完全自動運転車両の開発
URL :https://tur.ing/
出典元 チューリング、X&KSKなどから15億円の資金調達を実施
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